

自営業でも借りれるローンってどんなものがあるの?
自営業の方でも、ご利用できるローンは多々あります。
どのようなローンがあるのか、まとめてみました。
自営業でも借りれるローンとは
自営業でも借りれるローンは、このような6種類のローンがあります。

銀行のビジネスローン
銀行で発行する、カードローンです。
銀行のビジネスローンのメリットは、利息が少なく融資金額が大きいというところです。
そのため、様々な用途に活用することができます。
フリーローンやフリーキャッシングは、事業性の目的ではご利用することができません。
そのため、銀行融資であればビジネスローンがご利用可能となります。
信販会社のビジネスローン
信販会社でも、多くのビジネスローンを取り扱っています。
ビジネスの規模に応じて様々なローンがあり、法人向けや中小企業向け、個人事業主専用ローンなどもございます。こちらも貸付額が多く、1,000万円まで借りることができることが大半です。

消費者金融のビジネスローン
消費者金融では、中小企業や個人事業主向けにビジネスローンを取り扱っているところがあります。
消費者金融のビジネスローンのメリットは、審査がスピーディーで最短2~3営業費以内に融資を受けることができることです。
しかし、利息は高く、通常のカードローンに近い利息となっているところが大半です。
審査は素早いですが、借入金額によっては利息が大幅に高くなってしまうので、注意が必要となります。
消費者金融の自営者専用ローン
消費者金融の自営者専用ローンは、ビジネス専用ローンよりも借入額の枠が小さい商品です。
利息はフリーキャッシングと同じような数字となっており、利用額は300~500万円程度と多くはありません。小規模の自営業者やフリーランスの方であれば、便利に活用していける金額といえるでしょう。
審査も早く、即日融資に対応しているところが多くあります。
急に要入りになった場合でも、即座に対応してもらえます。

消費者金融のフリーキャッシング
消費者金融のフリーキャッシングでは、事業目的の利用を禁止しています。
ただし、一部の消費者金融のローンでは、整形人事業目的の併用を例外として認めている場合があります。フリーキャッシングも審査が早く、即日融資となることが多くあります。
ビジネス用クレジットカード
ビジネス用クレジットカードというのは、個人事業主や経営者に発行されるクレジットカードです。
利息などの貸し付け条件は、一般的なクレジットカードと同様です。
ビジネス専用クレジットカードに付帯しているショッピング枠やキャッシング枠は、法人名義で決済が可能なので、会計業務に使うこともできるので便利です。

この他にも色々ある自営業者が受けられる融資
この他にも、日本政策金融公庫や地方自治体からの補助金や助成金設けることができます。
ビジネスのローンは総量規制対象外
自営業者が借りれるビジネスローンなどの事業性のある融資は、総量規制の対象外で貸し付けを受けることができます。そのため、個人的なキャッシングの利用が総量規制の上限に達している場合でも、事業目的に融資は規制なしで受けることができます。
いかがでしたでしょうか。
自営業がご利用できるローンは、大変多くの種類があります。
どれが適しているのかチェックして、適した融資を検討してみましょう。

自営業でも借りれる事業者向けローン|申し込みに必要な書類
融資の申し込みの際には、様々な書類が必要となります。
自営業でも借りれる事業者向けローンでは、どのような書類が必要となるのでしょうか。
事業者ローンに必要な書類などについて、解説していきます。
銀行のビジネスローンに必要な提出書類
銀行系融資のビジネスローンの必要書類を、ご紹介していきます。

本人確認書類
運転免許証、健康保険証、パスポート、マイナンバーカード
これらは、写真付きの身分証明書の場合は、1枚の本人確認書類で認められます。
しかし、健康保険証などの写真が付いていない書類の場合は、他にもう1つ本人確認書類の提出を求められます。この他にも追加で使える本人確認書類は、印鑑登録証明書、戸籍謄抄本、住民票の写しなどがあります。
収入証明書
源泉徴収票、確定申告書、所得証明書、課税証明書

法人の所得を証明する書類
個人事業主は確定申告書の提出により事業の詳細が明確になりますが、法人の場合は決算書の提出が求められます。
確定申告書も決算書も、直近の2期分の提出を求める銀行が大半です。
中には、3期分を求める銀行もあります。
そのほかの書類
その他、提出を求められる書類は、登記事項証明書、住民票、印鑑証明書、課税証明書、資金計画書、事業計画書などがあります。

ノンバンク系のビジネスローンに必要な提出書類
ノンバンク系融資のビジネスローンの必要書類は、銀行融資ほど多くはありません。
本人確認書類は、銀行のビジネス専用ローンと同じです。
その他必要となる書類は、前年度の確定申告書や青色申告決算書、収支内訳書などがあります。
ノンバンクの金融機関によって、必要な書類は異なる場合があります。
銀行の審査とノンバンクの審査に使う書類には大きな違いがある
このように銀行の融資に必要な書類とノンバンク系の融資に必要な書類とでは、全く違うことがわかります。ノンバンク系のビジネスローンで提出する書類は、銀行のビジネスローンで提出する書類よりも少ない量で済みます。その違いは、審査の違いにあります。
銀行のビジネスローンの審査では、提出された書類を審査の担当者がチェックして、決裁権限者に融資の可否を判断してもらいます。この流れの中で打ち合わせや書類のやり取りが多数あるので、審査に時間がかかってしまいます。
ノンバンク系のビジネスローンは申し込む件数が多いので、スコアリングシステムを参考にして審査を行います。そのため、大量処理ができるので審査スピードが高くなります。
甘めな審査となってしまうので、融資できる金額は少な目となってしまいます。
その代わり、多くの方に融資を行って多くの利息と取るという流れとなります。
いかがでしたでしょうか。
銀行のビジネスローンとノンバンク系のビジネローンとでは、必要となる書類に大きな違いがあることがわかったと思います。それぞれの特性を活かして、どちらが適しているのかを判断して融資商品を選ぶようにしましょう。

自営業でも借りれる|融資の審査に通るコツ
自営業者や個人事業主は、融資の審査に通りにくい傾向があります。
一般の方が融資を受けるような感覚で申し込むと、審査に通らないこともあります。
自営業者や個人事業主が融資の審査に通るコツを、ご紹介していきます。
必要な金額のみを希望する
融資というのは、借入希望金額が高くなればなるほど審査が厳しくなってしまいます。
そのため、今必要な金額のみを希望して申し込むようにしましょう。
1度審査に通ってしまえば、後日追加でお金が必要になった場合に限度額の増枠の申請をすることができます。したがって、融資の申し込みの際には、めいっぱい高い融資額を希望したいと思うかもしれませんが、まずは審査に通ることを前提に申込金額を決めるようにしましょう。

申し込みの際は固定電話を記入する
信販会社が自営業者のご利用を許可するポイントとして、固定電話の有無を挙げている業者も多くあります。
改めて問い合わせると固定電話じゃなくても問題ないと回答する業者もいるようですが、実際は固定電話を記載しないと審査通過は厳しくなるようです。
自営業の場合は、固定電話番号を記入しておくことで、事務所やオフィスがそこにある、または住まいがあると認識してもらえるので、信用度がグッと上がります。普段は携帯電話を使ってお仕事をしている場合でも、融資の申し込みの際は固定電話番号を記入して申し込むようにしましょう。
収入証明書の用意
自営業者は安定した収入があると思われにくく、申込書に年収を記入するだけでは収入の安定性を信用してもらえません。収入証明書を用意しておき、提出を求められた場合は直ぐに提出できるようにしておきましょう。
在宅確認の電話を受けるようにしておく
自営業の場合、1人で仕事をしている方も少なくありません。
1人で仕事をしていると全て自分で行わないといけないので、なかなか自宅や事務所にいないという方もいらっしゃいます。その際、気にすべきことといえば、在宅確認です。
自営業者の場合、在宅確認はとても必要となります。
そのため、確実に在宅確認ができるように、あらかじめ在宅している時間を打ち合わせしておき、間違いなく在宅確認の電話に出られるようにしておきましょう。
金融会社によっては、家族などの別の人が電話に出た時点で在籍確認としてもらえる場合もあります。
自営業者は何でも不安定に見られがちですので、在宅確認は必ずできるようにしておきましょう。
いかがでしたでしょうか。
自営業の方が融資の審査に通るためには、これらのポイントを把握して審査を受けるようにしましょう。

自営業でも借りれる|ビジネスローンの利用条件
自営業でも借りれるローンといえば、ビジネスローンです。
ビジネスローンの利用条件など、知ってほしいポイントをまとめてみました。
一般的なビジネスローンの利用条件
一般的なビジネスローンは、このような利用条件となっております。
このように、ビジネスローンは一般的なキャッシングやカードローンは対応ができないニーズにも活用が可能な融資方法です。

ビジネスローンはどんな審査を行うのか
ビジネスローンは、どのような審査を行うのでしょうか。
主なビジネスローンの審査基準は、このようなポイントとなります。
このように、一般的なカードローン審査とは少し違う審査内容となっています。
保証業務を外部企業に委託している金融機関は、ビジネスローンの審査も委託している保証会社が行うことがあります。
ビジネスローンは個人事業主や中小の零細企業でも利用が可能なのか
ビジネスローンは、一部法人は利用できない場合もあります。
しかし、基本的には、故人異業主でも法人でも利用は可能です。
ビジネスローンにも色んな金融機関があり、銀行のビジネスローンの場合は敷居の高さがあります。
信販会社のビジネスローンは敷居が低いので、個人事業主や中小零細企業でも審査の対象としてもらえることはあります。
ビジネスローンができたきっかけは、個人事業主や中小零細企業をバックアップするために始まったとも言われています。そのため、個人事業主や中小零細企業でも優遇して審査の対象としてもらえると捉えておくと良いでしょう。
いかがでしたでしょうか。
自営業でも間違いなく融資を受けるためには、これらのポイントを把握して審査に挑むと良いでしょう。1人などの小規模の自営業者でも、審査の対象としてもらえる金融機関はありますので、ご利用を検討してみてはどうでしょうか。

自営業でも借りれる|ビジネスローンの選び方
自営業の方は審査が厳しくなってしまう傾向があるので、適した金融機関に申し込むということがとても大事となります。
しかし、自分にとってどんな金融機関が適しているのかは、わかりにくいです。
そこで、ビジネスローンの選び方について、詳しくまとめてみました。
とにかく即日で借りたい
とにかく即日で借りたい場合は、消費者金融のビジネスローンが適しています。
アイフルなどの大手消費者金融では、審査の内容によっては即日で300万円以下の融資ができたという声も多く挙がっています。
融資金額は多くないので、よく考えて検討しましょう。
審査は、カードローン審査のように緩めの審査で対応してもらえます。

500万円ほどを早く借りたい
500万円ほどを早く借りたい場合は、クレジット会社や信販会社のビジネスローンがオススメです。
消費者金融のように即日融資とはならない場合もありますが、数日待つだけで融資を受けることができます。こちらも、カードローン審査のように緩めの審査で対応をしてもらえます。
低い金利で融資を受けたい
金利の低さを重視したい場合は、地方銀行のビジネスローンがオススメです。
審査には時間がかかる傾向があり、3週間ほどかかったという声も上がっています。
しかし、低金利で融資を受けることができるので、無駄な出費としなくてすむメリットがあります。
普段メインバンクとしてご利用していると、審査に通りやすい傾向があります。
とにかく最高の条件でビジネスローンを利用したい
ビジネスローンの中で最高の条件で融資を受けたい場合は、メガバンクのビジネスローンがオススメです。
しかし、メガバンクの場合は審査の基準が物凄く高いです。
それ相当の企業じゃないと審査には通りにくいので、よく考えて選択するようにしましょう。
こちらも、普段メインバンクとして利用している場合は、審査に通りやすい傾向があります。
いかがでしたでしょうか。
それぞれ目的や理想により、金融機関を選ぶようにしてみましょう。
自分に合った金融機関を利用して、納得できる融資を受けるようにしましょう。
